家具の安全対策

普段は特に気に留めることのない家具の安全対策。

大型家具の固定やガラス戸の飛散対策は万全ですか?

6月18日に発生した大阪北部の地震では、家具の転倒や落下によってけがをしたという報告が多数寄せられました。

東北でも宮城県沖地震や東日本大震災で同様の被害が起きています。

いつどこで起こるか予測できない地震には、事前の備えが重要です。

宮城県沖地震が発生した6月12日はみやぎ県民、仙台市民防災の日。

防災の日にちなみ、被害を最小限にするための家具の安全対策についてまとめました。

 

 

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1.家具の配置

2.家具の固定

3.その他の対策

4.まとめ

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1.家具の配置

災害発生時、まずは避難経路を確保することが大切です。

出口や通路をふさがないような家具の配置を心がけましょう。

部屋の出入り口ではドアの開閉に支障がないか、廊下など逃げ道となる通路が通れないことがないか、確認しておく必要があります。

寝室では家具の向きや位置を考慮し、就寝中に家具が倒れてきても下敷きになることがないスペースで休みましょう。

また、暖房器具やコンロ付近など火気周辺にも大型家具の設置は避けたほうが無難です。

 

 

2.家具の固定

地震時、屋内でのけがの原因の多くは家具の転倒、落下、飛散ガラスによるものです。

建物自体に被害はなくても転倒した家具の下敷きになったり、落下した家具の直撃によって重軽傷を負う場合があります。

屋内にいてもしっかり対策がされていなければ安全とは言えません。

次に挙げたのは、家具の転倒防止対策に有効な器具の一覧です。

ネジで直接固定するⅬ型金具が最も強度が高く、下に行くほど効果は低くなります。

壁自体の強度がなかったり、穴をあけるのが難しい場合は器具を併用する対策も有用です。
例)ポール式+ストッパー式・ポール式+粘着マット式


◆Ⅼ型金具


◆ベルト式(チェーン式・ワイヤー式)


◆ポール式(つっぱり棒)


◆ストッパー式


◆粘着マット式


 

 

3.その他の対策

大型家具の固定以外にも家具の安全対策には様々なものがあります。

 

◆ガラス飛散防止
ガラスを使用しているキャビネットや食器棚には、ガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。
収納物の飛び出しやガラスの破損によるけがを防ぐ効果があります。

◆扉開き防止
粘着タイプ、ネジで固定するもの、耐震ラッチなど様々なタイプの扉開放防止器具があります。
引き出しはラッチ付きのものであれば飛び出しを防いでくれます。

◆照明器具の固定
吊り下げ式の照明は落下する危険性があるので、固定式のものが安心です。

◆移動防止
滑り止めマット、キャスター受け皿などの使用で移動を防止できます。
キャスターロックがあるものはロックをしましょう。

◆書籍の落下防止
扉のない本棚には落下防止のためのバーを取り付けましょう。
落下抑制のシールもあります。

◆分割家具の連結
家具を重ねて使用する場合は、上段の家具が落下する危険があります。
必ず連結を行いましょう。

 

他にも、防炎カーテンやカーペットを使用したり、ぶつかってもけがをしないように角カバーをつけるなどの安全対策もあります。

様々なリスクに配慮して、できる範囲で対策を立てましょう。


 

4.まとめ

家具を固定する際には、使用法をしっかり理解して器具を設置しましょう。

効果が十分に発揮できない設置の仕方では意味がありません。

壁や天井の強度、ベルトの張り具合などをチェックしてください。

ネジが緩んでいないか、マットやストッパーがずれていないかなど定期的な点検も大切です。

また、重いものを下に軽いものを上に収納し重心を下げるなど、ちょっとした心がけで家具は転倒しにくくなります。

この機会にご家庭の家具の安全対策を見直してみてはいかがでしょう?

ご相談はお気軽にユノメ家具Zのスタッフまでどうぞ!